2020年2月18日 (火)
Yurakucho Wonder Talks Vol.06 食のバリアフリー
~MBA僧侶が考える世界共通言語としての未来の「食」~
東京五輪まで半年を切った。街を見渡すと、交通網をはじめとしたインフラ、ホテルや商業施設、多言語対応のサービスが日に日に整っていくことを実感せざるを得ない。しかし一点、本当の意味でのグローバライゼーションが進んでいないように思われる分野がある。それは意外にも「食」だ。なんのコンテクストもなしにこの話を聞くと違和感を覚えるひとが多いだろう。確かに日本のレストラン・ファストフードのクオリティは世界でもトップレベルであり、あらゆる国の料理を、安定した品質で食べることができる。
ところが多国籍の人が集まり「同じ釜の」メシを食べられる場所は滅多にない。
宗教や文化が違えば、食べられる食品も異なる。今年の夏に到来する多文化のひとの最大公約数的な料理を提供する場所はほとんどないのだ。そこで近年、注目されているのが精進料理。精進料理は、食べるひとの文化を選ばないだけでなく、フードロスも少ない。実は国際イベントにはもってこいの料理だったのである。いわば「食のバリアフリー」を実現できるのだ。
今回のYurakucho Wonder Talksは、僧侶でありながらMBA出身という異色の経歴を持った緑泉寺住職の青江覚峰氏をお迎えし、精進料理のアティテュードや未来について、議論していきます。
■概要
日時:2020年2月18日(火)19:00-19:50
場所:micro FOOD&IDEA MARKET (千代田区有楽町1-10-1 有楽町ビルヂング1F)
店員:40名
チケット:1,000円/名(ワンドリンク&おつまみ付)
主催:三菱地所株式会社
■プログラム
19:00-19:05 イベント&登壇者紹介
19:05-19:20 青江覚峰氏のこれまでのご活動
19:20-19:40 食のバリアフリー対談
緑泉寺住職/株式会社なか道代表 青江覚峰氏
株式会社SEN代表/建築家 各務太郎氏
19:40-19:50 会場質疑
19:50- 懇親会
https://peatix.com/event/1424831/view