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2020年6月3日 (水) -

kaitosakumaによる空間に”聞こえない音”を感じるインスタレーション「wall sound」がスタート

「micro FOOD & IDEA MARKET」は、サウンドアーティストのkaito sakumaによる、面振動の技術を用いた空間に”聞こえない音”を感じるインスタレーション作品「wall sound」を6月5日から展示します。

「wall sound」について

空間に響き渡る通低音。
雑踏の中に置かれたこの生きるように振動する人工自然物は日常に同化しつつも、
“異物”として気づきを与える。

アーティストコメント:「視覚と異なり意識はしにくいものの、確実に行動変容をもたらす音環境。今回発表するwall sound は、そんな「確実に聞こえているけれども、聞こえていない音」に対しての意識を呼び起こす、そんな感覚拡張を試みる作品です。空間のどこにいても、どこからともなく漂ってくる音色、その中心に存在する、振動する壁面(鏡面)との対峙。内向きになりがちな昨今の状況の中で、聴覚から感覚が解放される体験を目指しています。そして、『micro FOOD & IDEA MARKET』は好奇心が交差する社会実験の場と聞いています。私自身のアート表現に止まらず、音環境のデザインの中による場と人の行動の変容にも探究にも期待しています」

アーティスト:kaito sakuma a.k.a BATIC
サウンドデザイナーとして、インスタレーション、広告分野、 ショー、空間演出などさまざまな分野で活動。「身体で聞く記憶」をコンセプトに掲げ、ベースとなる認知科学のアプローチに基づいた作曲や音環境のデザインを行っている。
近年は特に、振動や骨伝導をモチーフに作品制作を行う。 直近のワークでは、Amazon Fashion Week Tokyo 2018でのLAUTASHIのインスタレーション、2019 Media Ambition Tokyo、Sharjah art festivalでの10mの音響楽器 play/pray、未来と芸術展(森美術館)でのkushino masaya、スプツニ子とのanother farmでのサウンドインスタレーションなどがある。
URL:https://kaitosakuma-batic.com