2020年7月3日 (金) -
藤井アンナによる映像作品「Acela アセラエクスプレス」が「有楽町 Wall Art Gallery」にて、上映開始
作品概要
アーティスト名:藤井アンナ
作品タイトル:”Acela アセラエクスプレス”
ステートメント:「記憶は思い出せば思い出すほど、刻まれる」という文をインターネットで目にした。「刻まれる」という言葉から、より細かく切るアクションをイメージして、思い出の写真を反復、増殖させて時間的、空間的に記憶を細分化することを試みた。記憶は、刻まれるたびに微妙に形を変え、美化されながら、やがてひとつの感覚だけを残して失せてしまうだろう。
掲載期間7月3日(金)〜8月5日(木)

藤井アンナ プロフィール
自身が日常的に撮り溜めてきた様々な記録を並べなおすことで生まれる感情の変動、映画的な時間や空間をテーマに制作。2017年に、マサチューセッツ州立美術大学映像学科を卒業した後、2020年に、イメージフォーラム映像研究所映像アート専科コースを卒業。在学中から制作を始め、2018年、『Seifish, the Principle -ご都合主義-』が、ベルリンにて行われた「WIPE amateur film festival」にてスペシャルメンション賞、2019年、『光屈性グラフィ phototropism-graphy』が、「イメージフォーラム42期映像研究所卒業制作展」にて、最優秀作品賞に選ばれた。
https://vimeo.com/user21307964
鑑賞方法

1 店頭外壁に掲載されているQRコードを携帯のカメラアプリで読み込む
2 ブラウザでカメラへのアクセスを許可
3 作品説明が表示された後、QRに再度、カメラを合わせることで作品鑑賞が可能
有楽町 Wall Art Galleryとは?
有楽町 Wall Art Galleryは、「micro FOOD & IDEA MARKET」の外壁の一部を利用した日常生活の隙間のような時間軸に存在するギャラリーです。
新たなビジョンを与えてくれるアート作品をwebAR技術を活用して発信します。平面、立体(3D)、映像、音といった、壁面とwebARの特性を活用した多様な表現、更新頻度、バラエティの拡張が特徴となります。
新型コロナウイルスによる感染症拡大の影響で、イベントや催事の中止・延期に伴い、アーティストが作品を発表する機会が減少したと言われています。
また、一般の利用者にとっても、外出の制限やアートを鑑賞する場所の閉鎖により、アートに触れる機会が極端に減ってしまいました。
そのような社会状況を踏まえた本プロジェクトは、可能な限り3密の状態を避けて、誰もが無料で、アートを楽しめるように設計しました。
そして、街の中というパブリックにおけるアートの新しい存在のあり方、環境演出の模索と実験でもあります。
作品更新期間:約一ヶ月に一回の頻度で更新予定
第三弾以降参加予定アーティスト
OLI ISHII
https://www.instagram.com/oli_ishii/
MES
http://mesmesmes.asia/
参加アーティストは随時募集しております。
ご興味のある方は、yurakuchowallart@gmail.comまでお問い合わせください。